超小型で操作も簡単そうなナノドローン「JETJAT ULTRA」が、クラウドファンディングサイト「INDIEGOGO」で資金調達中です。
このプロジェクトの発案はアメリカの企業MOTA、ナノドローン開発ではすでに実績があり、資金調達も順調な滑り出しを見せています。
このドローンの特徴は、手のひらサイズという大きさもさることながら、初心者には難しいとされる操作を老若男女、すべての人が行えることを前提として、ユニークな手法により簡素化している点にあります。
まずドローンを飛ばす場合、自動的に浮上させることもできますが、ドローン本体を小鳥を空に放すようにして飛ばすことができます。空中へと放たれたドローンは自動的にホバリングします。
操作はゲームのコントローラーのようなデバイスを、専用アプリケーションがインストールされたスマートフォンに接続して行います。シンプルなインターフェイスでありながら、他のドローンのように宙返りなどのアクロバット飛行も可能です。また映像の録画はSDカードを使用せず、Wi-Fi を通してスマートフォンに録画されます。操作を終えたあとは、自動的に着陸させる機能も付いています。
ドローン自体の操作が簡単になることで、ミスによる落下のリスクが低下したり、小型化により怪我などの危険性もより小さくなると言えます。「JETJAT ULTRA」は、思い出のアルバムに新しいアングルの写真を増やしてくれそうです。
(Jun)
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