保護猫カフェ「ネコリパブリック」の東京2号店が、6月29日より東京・中野にオープンしています。
ネコリパブリックとは、保護猫たちの里親探しを、ビジネスとして“自走”しながら行えるように――という狙いから生まれた“自走型”保護猫カフェ。「2022年2月22日までに、日本の猫の殺処分ゼロに!」をスローガンに、これまで岐阜・大阪・愛知・御茶ノ水の4カ所に店舗をオープンしています。
今回オープンする中野店の特徴は、店内の猫が全て「猫エイズ」ウイルスキャリアであるという点です。「猫エイズ」と言うとなんだか怖そうですが、猫エイズは感染しても必ず発症するわけではなく、健康な状態のまま天寿をまっとうする猫も珍しくないのだそう。また人や他の動物に感染することもなく、猫同士でも日常的な接触のレベルで感染する可能性は低いとされています。
しかし、それでもやはり猫エイズウイルスキャリアの保護猫は、健康な猫に比べると里親がなかなか見つかりません。このためネコリパブリックでは、まず偏見を持たずに猫たちに接してもらおうと、猫エイズウイルスキャリアの猫たちを「りんご猫」と呼んでいます。
りんご猫たちは、確かに「発症するリスク」という普通の猫にはないものを持っていますが、普通の猫と何ら変わらない一面もあります。ネコリパブリック中野店では、遊んだり、寝そべったり、あくびをしたりといった、「りんご猫」の普通の猫としての姿に触れることができます。
ネコリパブリック東京中野店の場所は中野駅からすぐ。ドン・キホーテ、なかの芸能小劇場の近くです。(住所:東京都中野区中野5-68-9 AKビル3階)
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