セブン-イレブン・ジャパンが国内で唯一出店していなかった沖縄県への進出に向け動き出した。2〜3年内を目標に県内の企業とのフランチャイズ契約などの交渉を進めている。
セブン-イレブンは2015年6月に青森県に初出店、10月には鳥取県に進出し、「セブン-イレブン空白地帯」は沖縄県だけとなっていた。
ファミリーマートは2月、サークルKサンクスを展開するユニーグループ・ホールディングスと経営統合し、コンビニブランドを「ファミリーマート」に一本化すると発表。ローソンとスリーエフも4月には、資本業務提携契約および事業統合契約を締結したことを発表している。こうした動きの中、コンビニ業界トップとして“空白地”を埋めることで他の追随を振り切る狙いだ。なお、サイト内検索では本日時点で県内の沖縄ファミリーマートが284件、ローソン沖縄が195件となっている。
セブン-イレブンの広報担当者に確認すると、「地元企業の数社と交渉しているのは事実だが、交渉段階なので企業名は明かせない」とのこと。「今後、2〜3年以内の出店に向けて検討中」とねとらぼの取材にコメントした。
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