オハイオ州立大学は、シャンプーや洗剤を最後の一滴まで使い切りやすくするコーティングを開発したと発表しました。
トゥルトゥルの裏面をシャンプーが滑っていく様がなんとも楽しいこの技術は、ボトルの裏面をY字型のナノ粒子で覆い、シャンプーの滴をほとんどボトルに触れさせなくすることで、最後の一滴まで出しやすくしているんだとか。
使用されている素材は、食料品や家庭用品をパッケージするときに使用されているポリプロピレンで、比較的低コストで作ることが可能。ボトルを洗浄する必要もなくなるため、リサイクルに出しやすくなるという利点もあるようです。
この技術が普及すれば、シャンプーを使い切るために逆さまにしてしばらく待つ……ということはなくなりそうです。
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