「風の谷のナウシカ」に登場する「翅蟲(ヘビケラ)」をモチーフにした可動フィギュア、タケヤ式自在置物「蛇螻蛄(ヘビケラ)鉄錆地調」が、7月7日から始まる「ジブリの大博覧会」の会場で発売されます。
「自在置物」とは江戸時代にルーツを持つ日本の金属工芸のひとつで、動物の関節や身体の動きを忠実に再現したもの。クリエイター・竹谷隆之さんがプロデュースする可動フィギュアは「タケヤ式自在置物」としてシリーズ化されています。(関連記事)
映画に登場するヘビケラは、ムカデのような体やトンボのような羽、鋭い牙などが特徴。劇中では、ナウシカが操縦するメーヴェがヘビケラの尻尾の突起に衝突するシーンが描かれています。
今回、スタジオジブリ×竹谷隆之×海洋堂コラボレーションで実現した自在置物「蛇螻蛄」は、大きく開閉するアゴや自由に動かせる羽など、全身45カ所が動かせる作り。ヘビケラの「肉食で好戦的」というイメージに竹谷さんのテイストを加え、鉄錆地調で仕上げてあります。
タケヤ式自在置物「蛇螻蛄(ヘビケラ)」の全長は約405ミリ、価格は1万2800円(税別)で、「ジブリの大博覧会」会場では、宮崎駿さんのイラストや竹谷さんのメッセージが入った限定パッケージでの発売となります(後日パッケージなどを変更して一般発売予定)。
(神奈川はな)
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