Twitterに投稿された木彫りのポテトチップスがとてもリアルだと話題です。
作品を投稿したのは、幸せな人:川崎 誠二(@uko3000)さん。これまでにも「ミョウガ」(関連記事)、「チョコレート」シリーズ(関連記事)、「煮干し」(関連記事)など超リアルな質感の木彫り作品を生み出してきました。
木彫りでのポテチ制作にあたり「審美性の観点から、ポテチを眺める」という川崎さん。まずは色々な角度からポテチの形状を観察していきます。
続いてジェルトンと呼ばれる木材を切り出していきます。最初は皮をむいた後のジャガイモのような姿ですが、薄く削られていくにつれ形状がポテチへと近づいているとわかります。
そうして彫刻作業を続けていくと、形だけを見れば本物と見間違うほどまでに彫り上がりました。しかし、事件が。なんと川崎さん、うっかり見本にしていたポテチを食べてしまったのです!
思わぬハプニングでしたが、気を取り直してポテチ(本物)を透かしてみたり、観察しながら着色作業へ移ります。少しまだらな感じに着色していくと、揚げあがりにムラが出たようなリアルな仕上がりに。
そして、いよいよ! 彫りに2時間半、塗りに1時間半かけた超リアル木彫りポテチが完成。表面は完全にポテチそのものなのですが、裏面を見てみるとやはり木。素晴らしいクオリティです。さらに、本物のポテチのなかに混ぜてみると、まったく遜色がありません。完全にポテチだわ、これ。
本当に素晴らしい技術を見せてくれた川崎さんですが、InstagramやFacebookにも数多くの作品や制作過程を公開中です。これからも楽しい作品を期待しています!
(Kikka)
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