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 最近は少なくなりましたが、時折求められる「レポートの手書き」。面倒くさいったらありゃしません。というわけで、レポートを手書きする「自動レポート書き機」の製作動画がニコニコ動画に投稿され、賞賛を浴びています。

意外とシンプルなペンのホルダー部 意外とシンプルなペンのホルダー部
ステージはまるで裁断機のよう ステージはまるで裁断機のよう
回路デザインは楽しい!? 回路デザインは楽しい!?

 まずはCADで本体をデザインしていきます。本体を構成する主要部分はペンのホルダーとステージ。ステージ部分は強い力がかかりそうな場所をMDF板、そうでないところをABS樹脂で分けて構成します。ペンの平面移動には歯車を使って水平方向に動かすピニオン&ラック機構を採用。3Dプリンタで射出するだけで部品を用意できるのがメリットです。

3つの自作ソフトは徒労だった……? 3つの自作ソフトは徒労だった……?

 そしてレポートのデータを変換し、マシンを制御するためのソフトの開発に取り組みますが、これが思ったよりも難航。3つの自作ソフトを試してみるも、結局はフリーソフトを使うことになります。「もう諦めて、レポートを手で書けばいいじゃん」という悪魔のささやきも聞こえてきますが、そこは人類の革新のためにも開発の手を緩めてはいけません。がんばれ、投稿者さん!

これは……綺麗なジャイアン! これは……綺麗なジャイアン!
ついに人類がレポートを克服した ついに人類がレポートを克服した
本当に汚い字です 本当に汚い字です

 動作が遅すぎる試作機や度重なる本体のバージョンアップなどを乗り越えて、とうとう自動レポート書き機が誕生しました! ホールドしたペンで文章はもちろんのこと、カラーイラストも2値変換することによりゴシゴシ書いていきます。さらに、手書き感をアップさせるために「あえて汚い字で書く」機能も搭載。これなら教授も見破れまい……。

 制作に半年をかけた力作、完成までの試行錯誤がなかなか楽しい動画でした。途中でさまざまな困難もありましたが、「楽しいんだ、ものづくりが」という投稿者さんの言葉が胸に響きますね!

 なお投稿者さんが完成した自動レポート書き機を先生に自慢したところ、先生は「手書きさせる目的はレポート作成ではなく理解をするため」とコメントしたそうです。「自動レポート書き機を半年かけて作ってようやく手書きさせる意味を理解しました」(投稿者)

塚本直樹

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