Twitterのユーザーアカウント約3200万件分がハッカーの間で売買されている、との一部報道を受け、Twitter公式アカウント(@TwitterJP)は6月10日、“Twitterからの流出”という点について「調査の結果、そのようなことはありませんでした」と否定しました。
発端となった海外メディアの報道では、取引きされていたのはTwitter利用者のID、パスワード、メールアドレスなど。流出の経路は不明で、報道ではマルウェアに感染したブラウザなどから流出したのでは、と推測。少なくともTwitter側からは漏えいや不正アクセスの形跡はなかったとのことです。
ただ、一部のアカウント情報が出回っている点については事実のようで、Twitter公式アカウントでは「サイトに掲載されている該当アカウントはTwitterで保護し、既に所有者の方々にリセットをお願いしています」とも報告。またサイトでは不正ログインを防ぐため、普段からより強固なパスワードを使用することや、また「1Password」などのパスワード生成・管理ツールの使用を推奨しています。
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