オーストラリア在住の女子高生が、独学で特殊メイクの技術を習得。Instagramなどに投稿されている作品のクオリティがプロ顔負けで素晴らしい!
16歳のLara wirthさんは、中学生の時に見たボディペインティングアートに感動。独学でボディペインティングや特殊メイクの勉強をはじめ、わずか2年でプロ並みの技術を身に着けました。
Laraさんが得意とするのは、ホラー系やUMA(未確認生命体)系のメイクアートで、顔はもちろんのこと上半身にもペイントを施しています。
主に肌に直接デザインを描き入れる手法を取っていますが、作品によっては石膏で型取りしたマスクを作っており「本当に女子高生!?」と思ってしまうようなテクニックを披露しています。
顔と上半身をまるでキャンバスのように使うLaraさんはこれまでにディズニーの人気キャラクター、ドナルド・ダックや、口が大きく裂けた顔。頭に角が生えた妖精や傷がちょっとグロテスクな作品など、数多くの作品をInstagramなどに投稿しています。
なかでも上半身が裸の状態なのにも関わらずうまくペイントでカモフラージュしている作品や、骸骨をモチーフにした作品は独特の色づかいがセンスを感じさせます。
またLaraさんは昨年からYouTubeに特殊メイクの作り方を公開しています。
半魚人風メイクの作り方を見てみると、まず石膏で自分の顔型を取ってラバーマスクを作っていきます。そしてティッシュなどでマスクと皮膚の隙間を埋めながら、マスクを直接顔に貼り付けていき、顔やマスク全体を緑色ベースにペイントしていきます。上半身にも同様のペイントを施していき、用意してあった牙をマスクに貼り付ければ凶暴そうなモンスターが誕生しました。
どのようにしてメイクが完成したのかを見てみると、また作品を見る目が変わってきそうですね。たった2年でプロ顔負けの特殊メイクアーティストに成長したLaraさん。今後の作品にも期待です。
(Kikka)
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