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 アメリカの教育省と司法省が、トランスジェンダーの生徒に関するガイドラインを公開しました。

ガイドライン

 教育省は、このところ全米の教師や保護者、生徒からの、人権関連法に従いながらトランスジェンダーの生徒とそうでない生徒に対応する方法について、指針が必要だという要望が寄せられていたと説明。それを受けてガイドラインを策定したとしています。ガイドラインではトランスジェンダーを、自身が認識している自分の性別(ジェンダーアイデンティティ)と、生まれたときの身体的な性別が異なる人と定義しています。

 ガイドラインではトランスジェンダーの生徒の教育記録の扱い方や、嫌がらせへの対処法、トランスジェンダーの生徒の権利を侵害せずにほかの生徒や保護者の懸念に対処する方法などを記しています。例えばトイレや更衣室について、トランスジェンダーの生徒がジェンダーアイデンティティに合ったほうを使えるようにしなければならないとしています。

 あわせて教育省では、「学校はどのように生徒のジェンダーアイデンティティを確認するのか」「教育記録の名前や性別を変えたいという要望にどう対処するか」などに関する各地のガイドラインの例を集めた文書も公開しています。

ガイドラインの例

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