4月29日にグランドオープンした京都鉄道博物館で販売されている、ブレーキハンドル型のペットボトルオープナーがかわいいとSNSで話題になっています。
1972年に開業した「梅小路蒸気機関車館」をリニューアルした京都鉄道博物館。ゴールデンウイーク中も11万1500人が足を運ぶなど(JR西日本発表)大盛況ですが、ひときわ注目を集めているお土産が「ブレーキハンドル型ペットボトルオープナーキーチェーン」1080円(税込)です。
見た目は電車のブレーキハンドルそっくりな形状をしており、ペットボトルの蓋部分に装着すれば簡単にキャップを外せるという便利グッズなのですが、炭酸入り飲料に使用すると「プシューッ!」と実際に電車を運転しているようなサウンドが楽しめるといいます。
そんなブレーキハンドル型ペットボトルオープナーがどうやって誕生したのか、販売元であるヘソプロダクションの担当者にお話を伺いました。
―― SNSを中心に「ブレーキハンドル型ペットボトルオープナー」が話題となっています
担当者 ありがとうございます。弊社にも「ユニーク!」や、「試してみたい!」などの反響が届いております。
―― 素晴らしいアイデア商品だと思うのですが、どのようにして企画されたのでしょうか
担当者 まず、鉄道のアイテムでありながら実用的であることをベースに、「体感」というキーワードも組み合わせて商品の検討をしました。さらに「鉄道ファンの方だけでなく、子供たちが日常の中でどこでも、何度でも運転士気分を楽しめる」――そんな商品を提供したいと考えた結果、「ブレーキハンドル型ペットボトルオープナー」が誕生しました。
―― 開発段階で面白いと思ったポイントやオススメの使い方はありますか
担当者 やはり炭酸入り飲料を開封したときの「プシューッ」という音は体験していただきたいです。この使い方は商品のタグや店頭の使い方POPにも記載しています。
―― お話を伺ううちにどんどん欲しくなってきたのですが、この商品は京都鉄道博物館以外でも購入可能ですか
担当者 こちらの商品は、京都鉄道博物館ミュージアムのみで販売している商品となります。京都鉄道博物館においでの際は、ぜひ手に取ってみてください。
なお、担当者さんによると、「ブレーキハンドル型ペットボトルオープナー」を使って電車のブレーキ音である「プシューッ」をよりリアルに再現するためには、ゆっくりとハンドルを回すのがコツだそうです。一気に回すと吹きこぼれたり、音が「プシュッ」止まりになるのでご注意くださいとのことでした。
京都鉄道博物館ミュージアムでは「ブレーキハンドル型ペットボトルオープナー」以外にも、京都鉄道博物館に展示されている全車両のイラストを描き起こしてデザインした「車両大全53車両A1ポスター」や、一見缶詰に見えるのに、蓋を開けると時計になっているという「缶時計」といった面白アイデア商品が販売中です。
(Kikka)
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