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 食品添加物などの製造・卸を行う赤田善が、調味料などをカプセルに封入する「あじの実」に、液体食品を封入させる新技術を開発しました。

あじの実 あじの実 ロゴマーク

 同社が2015年8月に実用新案を申請した「あじの実」はゼラチンなどで作られた水溶性の可食カプセル。香辛料などの粉末の調味料やゴマなどの粒状の食品、油などをカプセルに封入することでさまざまな食品への利用が期待されていました。

 水に触れると溶けるカプセル「あじの実」は、これまでは水分を含む食品には使えなかったのですが、新たに液体食品を封入してもカプセルが溶解しない技術を開発。しょうゆや酢などの液体調味料や、果汁・リキュールなどを封入することが可能となりました(特許申請中)。

 例えば、すり身団子の中に柑橘(かんきつ)系の果汁を封入したカプセルを入れて揚げると、噛んだ瞬間に口の中に広がる果汁の香りを楽しむことができます。

あじの実 果汁などをカプセルに封入して
あじの実 すり身団子に入れると噛んだときに香りが広がる!

 「あじの実」は、5月18日から20日まで東京ビッグサイトで開催される「ifia JAPAN 2016(第21回 国際食品素材/添加物展・会議)」で一般公開を予定しています。

 インスタントラーメンを作るときに、調味液の入ったカプセルをポンと投入するだけでOK! という時代はもうすぐかも。技術の進化を感じます。

(神奈川はな)

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