人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」のシリーズ企画「サイコロの旅」で使われていたことで知られる、明治のロングセラー商品「サイコロキャラメル」。90年近くにわたって販売されてきましたが、このほど生産終了したことが明らかになりました。
同商品が発売されたのは1927年。キャラメルを入れた箱にはサイコロの目があしらわれており、「水曜どうでしょう」ファンのあいだでは、「サイコロの旅」で行き先を決める際に使用されたことで有名。また、長年愛されてきた商品だけに、Twitter上では「好きだったのに……」「『水曜どうでしょう』ごっこができなくなる」と、悲しみの声が上がっています。
明治に取材したところ、2016年3月末に生産を終了しており、あとは在庫分を残すのみとのこと。より強いカテゴリーの商品に注力する目的から、「サイコロキャラメル」のほか「ヨーグルトキャラメル」「クリームキャラメル」もともに生産を終了した。
しかし、6月に「サイコロキャラメル」のブランドをグループ会社に移管し、北海道限定の商品として販売する予定があるんだとか。北海道限定について「水曜どうでしょう」との関係は定かではありませんが、完全に世の中からなくなるわけではないようです。
(マッハ・キショ松)
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