花火の直撃に耐える耐火スーツや、ユーザーを吹き飛ばして起こす目覚ましベッドなど、数々のクレイジーな発明を手掛けてきた、YouTuberのcolin furzeさん。今度はSF作品に出てくるようなホバーバイクを自作し、無事飛行に成功しました。
2基のエンジンとローターを前後に搭載した乗り物は、10〜20センチほど浮遊して広大な芝生を飛行。挙動はあまり安定せず、はばたきを始めたヒナ鳥のようなありさまですが、大きな事故もなく試験飛行を終えました。
悪ノリしたのか、ホバーバイクには武装も搭載。機首からロケット花火をバンバンぶっ放しています。なにこれめっちゃ楽しそう。場所を選ばないと即通報案件だけど。
3回に渡るメイキング動画も公開。開発計画書をいちいちブロワーでめくったり、ローターの試運転で書類を吹っ飛ばしたりと、おなじみのハイテンションで製作に励んでいます。途中で息子らしき少年も顔を出し、なんだか映画「チキチキバンバン」みたいでほっこり。
乗りこなすには高度なボディバランスが求められそうで、安定させるための機構が足りない気もします。しかし、いつもロマンを追い求めるcolin furzeさんのこと、夢に描いたデザインのまま実現したのでしょう。本人も楽しそうですし、見る側も楽しいですし、めでたしめでたし。事故には気をつけて!
(沓澤真二)
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