「ニコニコ超会議2016」の自衛隊ブースに、民間初出展となる「機動戦闘車」、現役戦闘機のエンジンなどが展示され、多くの来場客が記念撮影していました。
今回展示されていたのは、74式戦車と同等の105ミリライフル砲を備えた「機動戦闘車」。最大速度マッハ約2.5で戦う「F-15J」 航空機用エンジンの「F100-IHI-220E」。砕氷艦「しらせ」が持ちかえった「南極の氷」などで、陸空海がそれぞれ特色を出していたことが印象的でした。
機動戦闘車はキャタピラ付きの戦車と異なり、タイヤ付きなので時速約100キロ以上で路上走行が可能です。装輪戦車とも呼ばれています。
東日本大震災で救援物資を送り届けた「LCAC」や、支援物資と「LCAC」を乗せた海上自衛隊がほこる大型輸送艦の「おおすみ」の紹介ブースも併設されており、「LCAC」と「おおすみ」の内部を見学体験できるVR体験ブースにも列が出来ていました。
普段は立ち入ることのできない操縦席からの目線など、ミリタリーファンにはたまらない体験ができます。VR体験を終えた男性は「かなりリアルな感じがしてよかった。音も臨場感があった」と話してくれました。
また自衛隊ブースの真横の在日米陸軍ブースには、身長190センチくらいの屈強な米軍の皆さんが写真撮影などに応じて、会場を盛り上げていました。
(Kikka)
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