お参りのハードルが高すぎるだろ、物理的な意味でも! 標高9.218メートルまでボルダリングしないと本堂で参拝できない神社「ニコニコ頂神社〜崖の上の神様〜」が、「ニコニコ超会議2016」の会場に登場。願いをもつ数々の挑戦者を脱落させていた。
ニコニコ超会議では例年、社で願い事を唱えると、中継を見たニコニコユーザーのコメントが神様からの「お告げ」として紙で出てくる「ニコニコ超神社」を開催してきた。今年は場内に“断崖”を組み立て、社を頂上に設置。ボルダリングの「イージー」コースか「ハード」コースどちらかを制覇しないと参拝できない、なんとも鬼畜な神社を作り上げていた。願い事は簡単に叶わないってことなのかな。
30分くらいで10人ぐらいが挑んでいたが、登頂の失敗率は20〜30%といったところ。途中で断念した人からは「体力がもたなかった」「ほかの挑戦者がつけた手汗で滑った」など悔しそうな声が。
神奈川県横浜市からやってきた15歳の男子高校生コンビ、藤川さんと芳賀さんは、無事登頂に成功。「イージーモードだったのに足場が少なく手ごわかった」「ハードコースは足場の位置が難しく想像以上にきつかった」と、登り切ったとはいえ顔をしかめる。
社への参拝は、2人とも付き合っている彼女に対して「愛している!」という、願いというよりは甘酸っぱい思いを叫んだところ、神様(という名のニコニコユーザー)からは「エアだろwww」「末永く爆発しろ」とのお告げが。ここに悪い人は誰もいません。
(黒木貴啓)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.