4月29日、QVCマリンフィールドで行われた千葉ロッテ対北海道日本ハムにおいて、試合とは別にドキドキさせる事態が起きていました。観客はある家族の別れとその行く末を固唾を飲んで見守る事態に……。
球場は風速10メートルを超える強風が吹いており、バックスクリーン上の鯉のぼりも暴れるように元気に青い空を泳いでいました。この日はニコニコ超会議の「超野球」でもあるため、小林幸子さんの始球式などで試合を盛り上げていました(関連記事)。
事件が起きたのは試合が始まりしばらくしてからのこと。気がつくと3匹いたはずの鯉のぼりのうちの1匹(お父さん)が風で飛ばされてしまったのです。
マウンド付近にも土ぼこりが舞い、風が比較的強いQVCマリンとはいえ、両チームとも苦しめられる状況に。2匹になった鯉のぼりですが、気がつくとさらに1匹(子ども)が幕張の空に飛んでいってしまいます。解説の小宮山悟さんと実況の山田透さんも鯉のぼりが気になる様で終始鯉のぼりトークを展開。観客からも「また1匹飛んだ」「鯉のぼりの家庭崩壊をみた」「超会議の日に千葉ロッテらしい良いネタ出来たな」「感動の家族再会はできたろうか」など、SNSへの投稿が相次ぎます。
後に子どもの鯉のぼりは球場スタッフにより回収されたようですが、結局お父さん鯉のぼりの行方については最後まで分かりませんでした。どうかご無事で……。試合は4-3で千葉ロッテが日本ハムを下しています。
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