Twitterが株主向けの2016年第1四半期決算報告資料にて、タイムラインの「重要な新着ツイート」表示機能について言及。同機能をオフにしているユーザーは、全体の約2%と公表しました。
同社はタイムラインの仕様刷新後の、ツイートやリツイート、リプライ、「いいね」の増加から、ユーザーの利用状況が改善されたと分析。「このタイムラインの拡張は、(情報閲覧の)スピードと連携性を改善するうえで大きな前進となった」としています。そして「この機能は任意でオフにできるが、それを実行したユーザーは全体の約2%」と述べています。
「重要な新着ツイート」は、直近のツイートのなかから重要と思われるものをTwitterが自動で判断し、タイムラインの先頭に優先表示する機能。2月に発表され、現在ではデフォルトで実行される設定になっています。
重要な情報の見落としを防止できる機能ですが、最新のツイートをすぐに見られず、混乱を招くデメリットもあります。設定をオフにするには多少の手間がかかるため、そのまま使用しているユーザーが一定数存在する可能性は否めません。しかしオフにしているユーザーの少なさから、大半には受け入れられていると言えるでしょう。
(沓澤真二)
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