オビ=ワンはダース・ベイダーとの戦いで生き残るはずだった! チューバッカを演じた俳優ピーター・メイヒューさんは、1977年公開の「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の、修正前のオリジナル脚本の画像をTwitterで公開しました。
ピーターさんは「オビ=ワンはベイダーとの戦いに生き残るはずだった」との文章とともに、少し黄ばんだ脚本のページを3枚公開しています。
それによると、オリジナル脚本では、オビ=ワン・ケノービは彼の元弟子、ダース・ベイダーの手にかかって死ぬことにはなっていなかったそう。「老人よ、おまえの力は弱い」とベイダーに圧倒されながらも、オビ=ワンはベイダーのライトセーバーの打突を防ぎ、最終的にはベイダーの罠から逃れることになっていたようです。「ベン(オビ=ワン)は打撃から逃れることに成功する」と、スクリプトのページに見られます。
その後ベイダーとの戦いをしのいだオビ=ワンは、ストーム・トルーパーたちをなぎ倒し、ミレニアム・ファルコンに向かってひた走り、ルークや仲間たちの助けを得てファルコンに搭乗、デス・スターから宇宙へと逃れる、というシナリオになっています。
このシナリオが映画の最終版となっていたなら、シリーズ自体、まったく異なる展開となったことでしょう。もしもオビ=ワンが生き残っていたなら、その後のルークは? ベイダーの運命は? 日の目を見ることのなかったオリジナル脚本から想像を膨らませてみるのも、「スター・ウォーズ」の楽しみ方としてアリかもしれません。
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