東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は4月8日、五輪エンブレムの候補を発表しました。
1万5000件近くの応募から絞り込んだ最終候補4作品について、4月17日までネットとはがきで意見募集する。25日に最終審査を行います。募集した意見は最終審査の参考にするとのこと。
最終候補は、市松模様と藍色を使ったA案「組市松紋」、輪を描いたB案「つなぐ輪、広がる和」、風神雷神をモチーフにしたC案「超える人」、朝顔をモチーフにしたD案「晴れやかな顔、花咲く」。
組織委は昨年7月にデザイナーの佐野研二郎氏による五輪エンブレムを発表しましたが、ベルギーの劇場ロゴに似ているとの指摘や、展示例に使われた写真が無断転用された疑いが浮上。組織委は9月に、ロゴはあくまで「佐野氏オリジナル」であるとの考えを示しつつも、「一般国民の理解を得るのは難しい」として使用中止を発表しました(関連記事)。
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