3歳から子役として芸能活動を続け、「メイちゃんの執事」「あまちゃん」などにも出演した女優の吉田里琴さんが4月1日、自身のブログで芸能活動終了を発表しました。吉田さんからの声明と、所属事務所ムーン・ザ・チャイルドからの声明がそれぞれ掲載されています。
吉田さんは引退の理由について「私は今まで時間を使い分けて学業と仕事を両立してきましたが、これからは学業に専念するため、本日をもちまして芸能活動を終了することにしました」と説明。吉田さんは現在16歳。高校受験のころから学業と仕事のバランスがとれなくなっていたことを悩んでいたそうです。
吉田さんは「みなさんにはいままで、どんな時も応援をしていただき感謝の気持ちでいっぱいです」とファンに感謝の意を伝え、「みなさんのこと、これからもずっと忘れません。本当にありがとうございました」とつづりました。
吉田さんが芸能活動を始めたのは2005年、3歳のころです。5歳のとき、コカコーラ「爽健美茶」のCMでテレビデビュー。その後、ドラマ「山田太郎ものがたり」「オー!マイ・ガール!!」「メイちゃんの執事」などに出演し、"天才子役"として知られるようになりました。
その後も女優として、2012年には「リーガル・ハイ」、2013年には「あまちゃん」にも出演。2015年も「美しき罠〜残花繚乱〜」「南くんの恋人〜my little lover」「トランジットガールズ」といった作品に出演していました。
16歳にして芸暦は10年を超え、"天才子役"から"名女優"として知られるようになっていた中での突然の引退発表。吉田さんのこれからの人生を応援します。
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