エジプト考古省は3月17日、紀元前14世紀のツタンカーメン王の墓を調査・分析した結果、推測されていた2つの隠し部屋の存在がほぼ確実になったと発表した。
調査は昨年の11月26日から27日にかけて、日本人技術者がレーダーを用いて実行。スキャンデータの分析から、埋葬室の北と西に空洞が存在することが判明していた。その中には金属と有機物の反応も確認されたという。
エジプト考古省は、より精確な分析のため、3月末にさらなる調査を行うとともに、4月1日にその結果を発表する予定。「これらツタンカーメン王の秘密を解明するための証拠が、我々を世紀の発見へ導くだろう」と述べている。
(沓澤真二)
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