多数の生首が、流れる曲を解析しテンポに追従して踊る……そんなハイテクとホラーが混在したダンシングマシーン「コネクトガール」が開発されました。そのダンスはニコニコ動画とYouTubeで公開中。用いられた技術はすごいのに、生み出された絵面は、ただひたすらシュールで怖い。
コネクトガールたちは、接続したスマホから流れる曲に合わせて一斉に動きます。首は左右の振り向きと傾きの2軸で可動。曲のテンポに追従して速度を変えたり、微妙な時間差でウェーブのように動いたりと、単純な動きのようでいて芸が細かい。
多数の首の動きは、約50ものサーボモーターを用いて実現しています。曲の解析と動作の制御には、小型PCのRaspberry Piを使用。これ単体では接続端子が不足するため、大量のモータードライバを経由してコントロールしているそうです。
コネクトガールは「自動洗濯物たたみ機」(関連記事)や、Dカップをもめる箱「D=60」(関連記事)と同じく、Yahoo!によるソフトウェアイベント「Hack Day 2016」に出展されたもの。イベントの趣旨にのっとり、4人のチームで24時間以内に作成したそうです。なお、同イベントを情報番組「めざましテレビ」がとりあげた際、コネクトガールはカトパンをワイプ内で絶叫せしめたもよう。
(沓澤真二)
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