世界初の、本格的なハリスツイードで仕立てた馬のスーツがお披露目されました。
3月15日から英国グロスターシャーで開催の競馬の祭典「チェルトナム・フェスティバル」を祝うため、大手ブックメーカーWilliam Hillが注文したもの。
スーツをデザインしたのは、アレキサンダー・マックイーンで修業したデザイナーのEmma Sandham-Kingさん。動画でスーツのメイキングも見られます。
18メートルものハリスツイードを使って見事な馬用スーツを仕立てたSandham-Kingさんは、上から目線のモデルよりも馬のMoresteadのほうがずっと採寸にも協力的で、楽しく仕事ができたそうです。
William Hillのプレスリリースによれば、「チェルトナム・フェスティバル」に訪れる観客は、毎年平均して321.5キロ、すなわちチェルトナムからアイルランドまでの距離に相当する量のツイードを着用しているという統計データが出たそう。スタイリッシュな競走馬のスーツ姿には、ファンも大喜び。
さすが競馬の発祥の地イギリス。遊び心に富むフェスティバルは、観客も騎手も馬も盛り上がりそうですね。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.