ネットでときおりネタとして語られる"魔境"としての群馬県を、レトロ風味でゲーム化して話題を呼んだ「群馬県から来た少女」(関連記事)。今度は開発元のヒューガが最新バージョンの「改」を、PC向けにSteam Greenlightで公開しました。まだ正式配信ではありませんが、一定の人気が集まればSteamで全世界に向けて販売されることになります。ローカルネタ満載の怪作が、世界中に知られてしまう!
敵は高崎のダルマや分福茶釜、パワーアップアイテムは下仁田ネギや嬬恋キャベツと、MSXテイストで描かれた群馬名物が押し寄せる横スクロールシューティング。「改」では尾瀬や富岡製糸場をモチーフにしたステージが追加されています。モチーフはもれなく怪奇的にアレンジ。誤った群馬のイメージを、拡散する気マンマンのようです。
海外における「勘違いされた日本観」といえば、サムライ・ニンジャ・ゲイシャが定番ですが、「群馬県から来た少女・改」のSteam Greenlightでの評価いかんではまた新たな混乱も招きそうです。なお初期バージョン「群馬県から来た少女」は、試遊版としてiOSとAndroid向けに無料公開中。こちらは全3ステージ構成ですが、この短さで最後がボスラッシュという、恐ろしい構成に圧倒されることうけあいです。
(沓澤真二)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.