JR西日本は3月15日より、セキュリティ向上を目的に北陸新幹線W7系車両内の防犯カメラについて常時録画を開始すると発表した。JR東日本のE7系については3月23日から順次運用開始となる。
2015年に神奈川県小田原市内を走行中の東海道新幹線で起きた放火事件を受けた対策のひとつ。昨年9月に新幹線車内の防犯カメラの機能変更および増強を発表していた（関連記事）。
北陸新幹線では、W7系車両の客室内およびデッキ部（ドア付近、通路部）に防犯カメラが設置されており、車内SOSボタンが押されたときに録画されるようになっていた。機能変更を行った防犯カメラには、ステッカーを掲出して周知するとしている。順次機能変更を行い、4月末までにすべての編成で常時録画を開始する予定。
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