米カリフォルニア州サンディエゴで、猫が車体に潜り込んでいることに運転手が気づかず、車を発進させてしまう事件が起こりました。
車は猫を積み込んだまま、およそ8マイル(約13キロ)を走行。バンパーにしがみついている猫を発見した人が、運転手に合図を送って停車を促し、猫は無事に救出・保護されました。
米サンディエゴ動物サービス局ではこうした事例を重く受け止め、暖を求めて車に入り込む猫に注意を払うよう、ドライバーに向けてのアドバイスを行いました。日本でもなんだか聞いたことがあるような……そう、「猫バンバン」(関連記事)ですね!
「猫バンバン」は車に乗り込む前にボンネットを叩くことで、猫の痛ましい事故を未然に防ごうとする取り組み。この呼びかけから、猫が車体に潜り込む事例をはじめて知ったという方も少なくないようです。今回の出来事をきっかけに、世界にまた救われる猫が増えていくかも!
なお、車のバンパーにしがみついていた猫にはマイクロチップが入っており、現在は飼い主の元に戻って暮らしているそうです。大変だったけれど、戻ってこられてよかったね。
(ウグイラン)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.