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寄付報道について反論 Webサイトに掲示

 日本ユニセフ協会は3月1日、週刊誌の記事で、「ユニセフ関係者が特定個人の寄付履歴を同誌に開示した」とする内容が事実無根だとWebサイトで発表した。

 「ご寄付いただいたみなさまの個人情報の保護について(2016年2月発売の週刊誌記事に関連して)」と題したコメントでは、「そのような情報を当協会が同誌を含む第3者に開示した事実はございません」と反論している。

 具体的な誌名は挙げていないが、「2016年2月発行された週刊誌」とは、ベッキーさんとバンド「ゲスの極み乙女」の川谷さんとの不倫騒動について記事にした2月25日発売の「週刊新潮」と思われる。記事では、ベッキーさんの現在の状況を見かねたユニセフ関係者が、ベッキーさんが募金してくれたことでアフリカに5つの校舎を建てることができたとする人柄を表すエピソードが紹介されている。

 この記事が掲載される前、週刊誌側から電話で問い合わせはあったが、「当協会は、個人情報保護と法令順守の理由から、寄付者の同意なく寄付履歴などを開示することはできないし、したがって、寄付の有無についても肯定も否定もできない」と回答しているという。日本ユニセフ協会がWebサイトで公開している「個人情報保護について」でもこうした個別の寄付履歴を開示しないことが明記されている。

 記事にある“ユニセフ関係者”や“寄付”の有無はさておき、今後の募金活動にも支障をきたすことから今回の否定コメントの発表となった。

寄付報道について反論

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