ロサンゼルスのドルビック・シアターで2月28日(現地時間)より開催された第88回アカデミー賞で、米俳優のレオナルド・ディカプリオさんが「レヴェナント 蘇えりし者」で主演男優賞を受賞しました。この様子は、日本時間29日の21時からWOWOWで放送予定です。
ディカプリオさんは受賞のスピーチで、「本当にありがとうございます。皆さまに感謝します」と共演者やスタッフ、両親に対しても謝辞を述べ、人間と自然界の関係性を描いた受賞作と絡め環境問題についても言及、差し迫った脅威に協力して行動を起こすことを訴えました。
ディカプリオさんといえば若干19歳にして「ギルバート・グレイプ(1993)」で助演男優賞にノミネート。その後「アビエイター(2004)」「ブラッド・ダイヤモンド(2006)」「ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013)」で3度主演男優賞にノミネートされましたが、いずれも受賞を逃しており、ネット上には、彼のオスカー獲得を応援するゲームまで登場していました(関連記事)。
5度目の正直ともいうべき今回のアカデミー主演男優賞受賞に、Twitterでも「今日は最高の日だ!」「うれしすぎて鼻水が止まらない!」など、長く待ち続けた感動をツイートするファンが続出。Yahoo!リアルタイム検索では一時、「レオ様」が3位まで上昇する状況となりました。
今回、主演男優賞、監督賞、作品賞の3部門を受賞した「レヴェナント:蘇りし者」(日本では4月22日から公開)は、熊への復讐(ふくしゅう)を誓う男の物語。ディカプリオさんは2013年12月に突然の休業宣言で世間を驚かせましたが、それを撤回し同作品への主演を果たしていました。
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