映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場する“デロリアン”の燃料を、ドクがテロリストから入手するまでを描いたオリジナルストーリーの予告編「1.21 Gigawatts」が公開されました。
第一作でデロリアンの原動力が「プルトニウム」であることから着想を得たストーリーで、いわゆる“エピソード0”的な位置づけになっているのですが、実はこの動画を作成したのは、タイラー・ホプキンスさんという一般のファン。もし「バック・トゥ・ザ・フィーチャー」に続編があったらという想像のもと、さまざな映像を組み合わせて作った非公式動画になります。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をベースに、ドク役のクリストファー・ロイドさんが出演している「ブラボー火星人2000」(日本未公開)や「アイアンマン」など映画11本を編集。ハリウッド映画の予告編っぽい仕上がりになっており、本当に新作が制作されているかのようなクオリティとなっています。
ちなみにタイトルの「1.21 Gigawatts」とは、原作でデロリアンが次元転移する際に必要な電力を指します。本来は「1.21 ギガワット」と読むのですが、脚本家が「1.21 jigowatts」と誤植してしまった台詞を日本の翻訳家がそのまま「1.21ジゴワット」と翻訳し、架空の単位が生まれてしまったという逸話も残されています。
今も根強い人気を誇る「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズ。今後もファンがつい予告を自主制作してしまうような、楽しいニュースに期待です。
(Kikka)
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