「ハリー・ポッター」のハーマイオニー役で知られる女優のエマ・ワトソンさんが、1年間の休業を発表し話題となっています。
エマ・ワトソンさんの休業は、米PAPER誌が企画した対談の中で明らかにされたもの。フェミニストで社会活動家のベル・フィックスさんとの対談で、彼女は休業の理由は2つに集約されるとしています。
1つは読書を通した自己成長のため。一時はジェンダー論の勉強をすることも考えたようですが「人と話したり、読書をするだけでまるで化学反応が起こるようだし頭の構造が変わっていくような感覚をつかめることに気づいた」と語っています。
もう1つはフェミニストとしての活動に集中するため。エマ・ワトソンさんは2014年に国連のUN Womenの親善大使に任命されています。ジェンダー問題に取り組む「HeForShe」というキャンペーンで行われた彼女の演説は、感動的だと話題になりました。
休業中は仲間と大学を回ったり、「HeForShe」のWebサイトを新たに立ち上げるといった活動のほか、自らのヨガのレベルアップを図るなどプライベートの充実も考えている様子。10歳年上のIT企業家との熱愛も発覚したばかりで、そちらの発展もあるのではないかと推測する人もいます。
1月には、フェミニストの読書会を始めたいとしてその名称をTwitterで募集していたエマ・ワトソンさん(関連記事)。休業で姿が見えなくなるのはさみしいという声もありますが、ディズニーの実写映画「美女と野獣」でベル役を演じることが決まっており(関連記事)、成長した彼女の姿がスクリーンで見られそうです。
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