アニメ「妖怪ウォッチ」のエンディングテーマ「ようかい体操第一」を担当し、同楽曲で紅白歌合戦にも出場したダンス&ボーカルユニット「Dream5」のメンバー・玉川桃奈さんが、4月30日をもって同ユニットを卒業し芸能活動を引退することが公式サイトなどで発表されました。
玉川さんは、「以前からDream5としての夢とは別に、自分自身の中に抱いていた夢がありました」と語っており、その気持ちをメンバーやスタッフとも話し合った結果、卒業を決めたそう。ユニットで活動を続けるメンバーからも、玉川さんの新しい夢を応援するメッセージが公式ブログに寄せられています。
Dream5は、重本ことりさんをリーダーに、日比美思さん、玉川桃奈さん、大原優乃さん、高野洸さんの5人で結成されたユニット。2009年にNHK Eテレ(NHK教育)のテレビ番組「天才てれびくんMAX」の音楽コーナー「MTK」から発足し、CDやライブなど数多くの音楽活動に取り組んできました。
これまでに、アニメ「たまごっち!」や「ダンボール戦記W」などの主題歌を担当したほか、イトーヨーカドーやアキレス「瞬足」のCMソングなども担当。中でも、2014年にスタートしたアニメ「妖怪ウォッチ」のエンディングテーマ「ようかい体操第一」は爆発的なヒットを記録し、第65回NHK紅白歌合戦にも出場しました。
玉川さんがDream5として活動を始めたのは中学1年生の時。以後6年間ユニットのダンスリーダーを務め、楽曲の振り付けなども担当してきました。ファンの間では突然の芸能活動引退を惜しむ声や、新しい夢を応援する声が上がっています。
Dream5は2016年4月23日に、玉川さんの参加する5人としての最後のワンマンLIVEを予定。玉川さん卒業後は、メンバー4人で活動を継続していきます。
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