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 日本人は「自分の働いている会社を信頼していない」という調査結果が、アメリカの独立系PR会社「エデルマン」の日本法人「エデルマン・ジャパン」から発表されました。

各国の「自社への信頼度」の順位表 日本の「自分の会社への信頼度」は最下位(画像は「エデルマン・ジャパン」の調査から)

 同調査は28カ国3万3000人以上を対象に、2015年10月13日から11月16日にかけて実施されたもの。「あなたがお勤めの会社および同じ業界に属する他の企業を、正しい行いをするという点において、あなたがどの程度信頼しているか」というアンケートを取ったところ、日本人で「自分が働いている企業を信頼している」と答えた人は全回答者中40%で、調査国中最下位となりました。

 一方、世界各国から日本企業への信頼度は28カ国中7位と2012年からほぼ変わらず。世界からの信頼は維持している一方で、自国の社員からは信頼を得られていないという結果に。

世界における「各国の企業への信頼度」の順位表 日本企業の信頼度は比較的上位を維持している(画像は「エデルマン・ジャパン」の調査から)

 経営者に対して求められる資質も、北米や欧州では「正直である」ことが最重要視されているのに対し、日本では「決断力がある」が1位、「正直である」は5位という結果に。

経営者に求められる資質とは 日本は決断力があることを最重要視している(画像は「エデルマン・ジャパン」の調査から)

 また、同調査では日本は将来へ抱く展望が悲観的な「悲観大国」であることも明らかになりました。同調査において、日本人で「自分と家族の経済的な見通しについて、5年後の状況が良くなっている」と回答した人は知識層19%、一般層15%。これもグローバル平均の知識層55%、一般層47%を大きく下回り、最下位となっています。

各国の「将来への希望」の順位表 「5年後の状況」を想像したときにも悲観的な傾向が強い(画像は「エデルマン・ジャパン」の調査から)

 今回の調査結果について、エデルマン・ジャパンのロス・ローブリー代表取締役社長は、「日本社会の不信感が根深いことを示しています」とコメント。「終身雇用制度が育(はぐく)むと想定されていた愛社精神や、長時間残業を厭わず献身的に働くライフスタイルからは、想像できない結果」とし、経営者への警鐘だとまとめています。

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