探索開始から1228日目の火星探査機「キュリオシティ」から届いた最新セルフィー画像がとってもクールだと話題になっています。
ローバーのロボットアーム先端に装備されたカメラ、マース・ハンド・レンズ・イメージャー(MAHLI)を用いて撮影されたこの1枚。57枚の画像を合成して作られたもので、火星のシャープ山北西、現在キュリオシティが調査を行っている「ナミブ砂丘」の様子とともに、地質分析のために砂のサンプルを採集するキュリオシティの仕事ぶりを示しています。
また、キュリオシティのFacebookページでは、キュリオシティの目線で火星地表の360度パノラマ画像をインタラクティブに体験できます。
これにはFacebookのCEO、マーク・ザッカーバーグ氏も「これは、私たちが仮想現実と360度ビデオで何ができるか、の始まりに過ぎない。かなり驚くべきこと」と反応。この投稿をシェアしたNASAのタイムライン上(Facebook)では、「ただの魚眼写真」「360度の定義って?」など、少し炎上気味のコメント祭りになっているようです。
それはさておき、たまには世俗のあれこれを忘れ、(地球時間の)1年で1メートル移動するという砂丘のゆったりとした時間と空間に思いをはせてみてはいかがでしょう。
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