「ワタナベ」というと、渡辺、渡邊、渡邉など「ナベ」の漢字にさまざまなバリエーションのある名字。そんな微妙に違う渡ナベさんをモチーフにした世界初のナベさんゲーム「渡る世間はナベばかり」が話題になっています。
ゲームデザイナーの中村誠さんが作った神経衰弱のようなチップゲーム。人型のチップの表に「渡」、裏に2枚ずつ異なる「ナベ」の漢字が書かれています。あとはこれらを表の状態で床に並べて、2枚ずつ交代でめくっていくだけ。同じ「ナベ」をひいたらそのチップをゲットでき、一番多くのチップをゲットした人が勝ちというシンプルなルールです。全部で20種類の「ナベ」が用意されていますが、「邉」や「邊」など「ワタナベ」の中でも特にまぎらわしい漢字ばかりをそろえているため普通の神経衰弱よりもかなり難易度は高そうです。
ゲームは2月21日に開催される「ゲームマーケット2016神戸」のF16中村誠ブースで配布予定。製品として販売してくれるパブリッシャーも募集しているそうです。日本の名字あるあるをゲーム化したユニークな発想は「田邊でも楽しめますか!?」「サイトウのサイのバージョンも作ってください!」などと、ワタナベさん以外の間でも大きな話題になっています。
(たろちん)
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