イギリスのテーマパーク「アルトンタワーズ」がヘッドマウントディスプレイを使ったVRジェットコースター「Galactica」を発表しました。同テーマパークによれば、ジェットコースターとVRを組み合わせたアトラクションは初とのことです。
乗客はヘッドマウントディスプレイを装着した状態でジェットコースターに搭乗、すると目の前には銀河系や宇宙のVR映像が映し出されるという、新感覚のアトラクションになっています。
およそ3分間、回転やツイストをしながらオリオン大星雲やケプラー9などの近くを通り、大迫力の宇宙を猛スピードで探索しているかのような体験ができるようです。これは近未来。
最高速度は時速75キロ、重力は3.5Gに達します。なお、宇宙飛行士がスペースシャトル発射の際に感じる重力が3Gですので、それよりも大きい負荷となっています。
一方でアルトンタワーズといえば、昨年6月に4人が重体となるジェットコースター事故が起き、安全性が心配されるところですが、これについてはディレクターであるギル・ライリーさんが「安全であることは明らかであり、乗客の安全性が最優先である」とコメント。安全面には最大限の配慮をしているようです。
このVRジェットコースター「Galactica」の運行は今年の4月から開始されます。
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