日本版KickstarterともいえるGREEN FUNDING Labにて、「攻殻機動隊」の世界を現実にするプロジェクトが進行中です。
電脳、義体、AI、光学迷彩……といったあこがれのハイテク技術が溢れる「攻殻機動隊」の世界。「2029年、攻殻機動隊の世界をリアルにする」という目標を掲げ、2015年に発足したのが「攻殻機動隊 REALIZE PROJECT」です。現在、これをサポートしたり、作品世界を一緒に現実化していく仲間をクラウドファンディングを通して募集しています。
このプロジェクト、単なるアニメ世界の実現だけではなく「日本の財産とも言える『アニメコンテンツ』と『ものづくり技術』を掛け合わせることで、世界と勝負できる革新的なプロダクトが生み出せるかもしれない」とも紹介されています。海外ではさまざまなイノベーションが進む中、“日本独特”のイノベーション戦略として注目したいところです。
そして、このプロジェクトの集大成を発表するイベントが2月11日、渋谷ヒカリエ9FヒカリエホールBにて開催されます。
会場では昨秋に東京・神戸・福岡の3都市で行われた「攻殻ハッカソン」「攻殻コンテスト」勝ち抜きチームによる体験型展示ブースを展開。大学研究者らの特別講義「攻殻ユニバーシティ」や、神山健治監督・冲方丁さんをゲストに迎えた「攻殻シンポジウム」などが開催されます。
展示会場への入場は無料で、「攻殻ユニバーシティ」「攻殻シンポジウム」「the AWARD」表彰式の観覧は有料。どれもファンディングページで1万2000円以上の支援で参加可能となっています。
日程 :2016年2月11日
時間 :10時〜19時 (レセプション参加の方は20時30分)
※レセプションの参加にはゲストパスが必要です。
会場 :渋谷ヒカリエ9F
ヒカリエホールB
参加費:攻殻ユニバーシティ、攻殻シンポジウム、the AWARD表彰式:有料
作品展示会場:無料
(今藤祐馬)
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