スクウェア・エニックスはこのほど、「ファイナルファンタジーXIII」の主人公ことライトニングさんが、ルイ・ヴィトンの広告モデルに起用されたと発表しました。
12月末に同ブランドのアーティスティック・ディレクター、ニコラ・ジェスキエールさんがInstagramに投稿していましたが(関連記事)、現在は公式サイトにも掲載されています。
ライトニングさんがモデルを務めているのは、ルイ・ヴィトンによる2016年春夏コレクションのキャンペーン「SERIES 4」。妹を救うため自ら人類と敵対する立場を選ぶなど、強い意思を持つライトニングさんなら「SERIES 4」のビジョンを表現できるとして選ばれたそうです。
キャラデザを担当した野村哲也さんによると、今回の新しい姿はポーズやアクションに至るまで、全てルイ・ヴィトンのプロデュースで作成されたとのこと。「グローバル、勇敢な女性、そして生活の中でソーシャルなネットワークとコミュニケーションがシームレスに張り巡らされた世界を体現する完璧なキャラクター」「表現の新しい時代の到来を告げる存在」――ニコラ・ジェスキエールさんはライトニングさんをこのように評価しています。
ゲームが発売された2009年時はあらすじの「パルスのファルシのルシがコクーンでパージ」と並んで「『光速』の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士」というフレーズが注目を集めていましたが、あれから時が経って状況は全く別のものになったようです。ライトニングさんは今後、世界各国で発売される雑誌の広告やプロモーションビデオに登場する予定です。
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