アメリカの大手映像配信サービス「Netflix」は1980年代にアメリカで放送されていたテレビアニメシリーズ「Voltron(ボルトロン)」のリメイクを発表しました。
「ボルトロン」は日本の東映製作のロボットアニメ「百獣王ゴライオン」と「機甲艦隊ダイラガーXV」という関連のない2作品を合体させた異色のアニメ。アメリカでは1984年から1985年にかけて全125話が放送され、第2シリーズも製作されるなど人気がある作品のようです。
「ボルトロン」のリメイクに際し、NetflixはDreamWorks Animation(DWA)とタッグを組んだうえで、本年2016年から始動すると表明しています。
2016年はDreamWorlsと共同製作するアニメのプロジェクトを他にも始動させるなど、子ども向け・家族向けの市場を強く意識しており、アニメなどのコンテンツを強化することによってさらにユーザー層を広げる狙いがあるようです。ラインアップには「パシフィック・リム」で知られるギレルモ・デル・トロ監督が執筆した小説「Trollhunters」のアニメも入っています。
放送開始時期などは未定ですが、日本においても「ボルトロン」が再評価されるきっかけになるかもしれません。
(高城歩)
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