1月6日より米・ラスベガスで開催される、コンシューマ・エレクトロニクス分野の世界最大級見本市「CES2016」で、SamsungがVR(バーチャルリアリティ)用の新デバイス「rink」を発表すると予告しています。
Samsungの「rink」は左右の手にはめられる形状になっており、ハンドモーションを用いてVR内に干渉してコントロールできるというデバイス。より直感的な操作で微妙なニュアンスの動きを反映でき、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着して行うVRのゲームやアプリ、さまざまなコンテンツを楽しむ際に没入感がいっそう増すのだとか。
なお、「rink」は現在開発中であり、今回展示することで体験者のフィードバックなどを収集して改善をしていくそうです。
Samsungはこのほかにも社内のイノベーション・プログラム「C-Lab」から、健康・体重管理のマネージメントプランを作成してくれるベルト型のヘルスケアウェアラブル端末「WELT」や、スマートフォンから発せられる音をクリアにし、聞き取りやすくするデバイス「TipTalk」を公開する予定とのこと。
VRに対応したハンドモーションデバイスとしては米・Oculus VR社の「Oculus Touch」などがありますが、「rink」ではどのような差別化が図られているのかに注目です。
(高城歩)
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