米アイダホ州の学校の食堂職員が「おなかが減ったけどお金がない」という生徒に無料で昼食をあげたことで解雇を言い渡されたことが物議を醸していましたが(関連記事)、この職員が仕事に戻れることになりました。
学校のあるポカテロ市は、この職員ダーリーン・ボーデンさんを仕事に復帰させることを学区側が申し出たとして、この決定を称賛しています。
ボーデンさんは当初自分のお金で12歳の生徒にご飯を食べさせてあげようとしましたものの、上司に止められたそう。ご飯をあげたことで「業務中に学校の所有物を盗み、不正な取引をした」として解雇を通告されました。
「お金がなくお腹を空かせた子どもにご飯をあげるという素晴らしい行動にもかかわらず、なぜ解雇するのか」と学校に批判が殺到し、解雇取り消しを求めるネット署名には9万人以上が賛同していました。
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