12月26日放送のNHK総合テレビ「データなび」で、過去65年の「紅白歌合戦」の楽曲データから生まれた「紅白 The 平均ソング」が初公開される。時間は10分拡大の21時〜21時59分。
「データなび」は、ビッグデータを分析しながら社会の見方を伝える教養番組。基本的に毎月1回、生放送されている。26日は「紅白直前!日本人が“なぜか”気持ち良くなる歌をデータで探るスペシャル」と題し、独自に制作した「紅白 The 平均ソング」を公開。タレントの山口智充さん、福田彩乃さんに実際に歌ってもらう。
平均ソングは、過去65年の約3000曲を徹底解析して制作。1950〜60年代、1970年代、1980年代、1990年代、2000年代、2010年代に分けて、各時代ならではの雰囲気に仕上げた。ニュース映像を用いた「ミュージックビデオ」や「カラオケバージョン」も作成しており、放送後にWebサイトで公開予定。
ちなみに、具体的な制作方法としては「KHコーダー」で全歌詞を解析。時代ごとによく使われている言葉を抽出し、それを入力された歌詞をもとに自動作曲する「オルフェウス」にあてはめた(番組のために組んだ特別プログラムを使用)。なお、ヒットソングは時代によって楽器や演奏テクニックが異なるため、仕上げとして一流アレンジャーが編曲、プロミュージシャンが演奏を行った。
1位:恋、 2位:人、 3位:女、 4位:愛、 5位:涙
恋は忘れるわ あああの人を待ちきれないで
待ちますかと二人 そんな男涙
あなたのように涙を愛す あなたのような女の愛
涙忘れればよ あなたが泣いた恋
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