千葉市は、多くの人が自然に行っている「エスカレーターの片側を空ける習慣」などをやめるよう呼びかける、新たな安全利用に関する指針を策定しました。
エスカレーターは本来立ち止まって乗るものとして設計されており、歩行やすり抜けの際の接触が転倒・転落事故につながる可能性があることを周知する目的。エスカレーターの上では歩いたり走ったりせず、急いでいる場合は階段を使うといった安全な利用方法について、市有エスカレーター63台を対象にポスターなどで普及を図るとしています。
12月中旬ごろにポスターを掲示し、2016年1月ごろにはエスカレーター乗口の床に安全な乗り方を示したPRシートを貼付。エスカレーターの「片側空け」をやめようとする動きは鉄道事業者なども行っており(関連記事)、千葉市でも連携したキャンペーンを実施していく予定となっています。
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