子どもの頃、自作の紙飛行機がどのくらい遠くまで飛ぶかを競い合った経験がある人も多いのでは。どこまでも飛んで、スマホで操作が可能。しかも空を飛んでいる気分まで味わえてしまうというハイテクな紙飛行機「PowerUp FPV」が登場しました。
専用の紙を用いて自分で折った紙飛行機に、カメラやジャイロセンサー、加速度計、プロペラが搭載されたデバイスを装着すると、最高高度300フィート(約91メートル)まで飛んでいくうえに、スマホアプリで操縦が可能になります。
さらに、スマホを付属のVRゴーグルにセットして頭に装着すれば、眼前には紙飛行機のカメラからの映像がリアルタイムが流れ、まるで紙飛行機の上に乗っているかのような体験もできるんです。VRゴーグル装着時は顔の傾きをセンサーが検知して飛行。“超進化形紙飛行機”だ!
操縦可能でカメラ搭載というあたり、紙飛行機というよりは紙製のドローンといったところでしょうか。
現在はクラウドファンディングサイトKickstarterにて出資を募っています。出資コースは19ドルから。デバイスやVRゴーグルなどが全てセットになっているのは159ドルコースからのようです。
紙飛行機を大空高くどこまでも飛ばす夢、大人になった今叶えてみるのも一興ですね。
(高城歩)
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