「死ぬ前にスター・ウォーズの最新作を見たい」と切望し、先日その願いを実現した米テキサス州在住のダニエル・フリートウッドさん(関連記事)が死去したことを、妻であるアシュリー・フリートウッドさんが報告しました。
子どものころから「スター・ウォーズ」シリーズの大ファンだったというダニエルさん。ガンの一種である紡錘細胞肉腫と診断され、9月には余命1〜2カ月と宣告されていました。
妻のアシュリーさんはFacebookに「ダニエルは最期の瞬間まで立派に戦っていました。彼は今、神とフォースとともにあります。眠るように静かに息を引き取りました。彼はこれからも私の憧れでありヒーローです」と投稿。最後に撮ったツーショット写真とともに夫の死を報告しています。
闘病生活を送るダニエルさんに公開前の最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」を鑑賞させてあげたいという人々が「#ForceforDaniel」キャンペーンを展開し、配給元のディズニーと監督のJ・J・エイブラムスさんが所有する「Bad Robot Productions」を動かした結果、ダニエルさんの自宅でノーカットバージョンの上映が実現したニュースはつい先日報じられたばかりでした。
今は神とフォースとともにあるダニエルさんの安らかな眠りをお祈りいたします。
(高城歩)
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