女優・桐谷美玲さん主演の映画「ヒロイン失格」が、公開46日目の11月3日に興行収益23億3000万円を突破、今年度の少女マンガ実写化作品でトップの興行収益を記録しました。観客動員数も199万1543人と、200万人に迫る勢いとなっています。
映画「ヒロイン失格」は、集英社の「別冊マーガレット」で連載された幸田もも子さんの恋愛漫画を原作とした作品。桐谷さん演じる女子高生の松崎はとりと、山崎賢人さん演じる幼馴染の寺坂利太、坂口健太郎さん演じる学校一のモテ男・弘光廣祐による三角関係を描いた作品で、劇中に登場した桐谷さんの衝撃的な“ボウズ頭”姿も話題となりました。
今年度は、「繕い裁つ人」「娚(おとこ)の一生」「ストロボ・エッジ」「脳内ポイズンベリー」「海街diary」「ピース・オブ・ケイク」などの少女マンガが実写映画化されており、「ストロボ・エッジ」が今年度の上半期邦画興行収入ランキング8位(23億2000万円)で少女マンガ実写化作品の中ではトップの興行収益を誇っていましたが、これを「ヒロイン失格」が塗り替えた形です。
9月19日に公開され、シルバーウィーク興行、2週目の興行収入・動員ランキングでも1位を獲得。公開20日目となる10月17日には興行収益20億円を突破していました。現在も、公開開始時と変わらず全国268の映画館で上映中。
(宮澤諒)
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