NASA（米航空宇宙局）がハロウィンの日に地球へ最接近する小惑星（関連記事）の画像を公開しています。ドクロに見える、まさかのハロウィン仕様小惑星です。タイミング良すぎ！

NASA（米航空宇宙局）の公式リリースより

　プエルトリコのアレシーボ天文台が捕えた写真では、たしかに角度によっては骸骨のようなくぼみと影のコントラストがくっきり。ゾゾッ。

　この小惑星は「2015 TB145」と名付けられており、直径約600メートルの球形。約5時間の周期で自転しています。元々は彗星でしたが、太陽の周囲をめぐる間に表面の揮発性物質が剥がれ落ちてしまったそうです。

ドクロに見える……（写真：NASAより）

　ちなみに、小惑星は月の軌道より少し遠い距離（地球から約48万キロ）を通過しており、衝突の危険性はないとのこと。次の最接近は2018年の9月ごろの予定。宇宙から地球へ向けてのちょっとしたサプライズだったのかもしれませんね。

（高城歩）