「釜玉うどん風ランチパック」を開発したり、胎内音とうどんをすする音が似ているという研究結果から「イクケン香川プロジェクト」をやってみたりと、うどんに関してはブレない香川県。そんな香川県の銀行も、やはり「うどん」でした。
香川県を中心に支店を広げる香川銀行には、なんと「セルフうどん支店」なるものがあります。別にセルフうどん店(セルフサービス型のうどん店)内に支店があるわけではなく、お客がインターネットなどを使って自分で取引を行う、要は「インターネットバンキング用の支店名」なのだとか。
しかし、単に香川の名物がうどんというだけなら、うどん支店でも、さぬきうどん支店でも良さそうなのですが、なぜ「セルフうどん支店」なのでしょうか?
香川銀行に問い合わせたところ「香川県はうどんが有名です。そこでセルフうどんと、インターネットバンキングでお客さまご自身で操作していただくセルフをかけました」とのこと。
実は筆者も香川県民なのですが、香川県民にとって「セルフ」と言えば「セルフうどん店」のこと。だからセルフ支店を「セルフうどん支店」と呼んでも何らおかしくないわけですね。
18歳以上で日本国内在住であれば、どこに住んでいても来店不要で口座を開設できるとのこと。うどん好きをアピールしたい人は開設してみるのも良いかもしれません。キャッシュカードにもセルフうどん支店の文字と、うどんのキャラクターがデカデカと描かれていて存在感ありまくりです。
なお、今後セルフうどん支店でうどんの販売は行ったりしないのか、香川銀行に聞いてみました。
「弊社は銀行ですので、販売予定はありません」
香川ならやりかねないと思ったのですが、そこはやはり銀行でした。ちょっと残念。
(ひよまー)
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