「無理ゲー」と話題の富士急ハイランド(山梨県)のミッションクリア型アトラクション「絶望要塞2」の挑戦失敗者が10万人を突破した記念に、挑戦者を応援しない「絶望応援団ネガティ部」が結成されました。挑戦者の「今日こそはクリアするぞ!」という意気込みをことごとく砕きます。鬼畜!!
「絶望要塞2」に並ぶ挑戦者たちの前に突然登場した「絶望応援団ネガティ部」。強面のお兄さんたちが「愚かな貴様らのかすかな希望を摘む応援歌〜〜〜!!!」と宣言したかと思いきや、キレッキレのパフォーマンスとともに「ヤメロ ヤメロ ヤメテオ ケ〜」「夢、は、絶、対、か、な、わ、な、い〜」とネガティブなワードで挑戦者たちを罵倒。応援してねぇ!
しかし騒ぎを聞きつけた警備員が現場に到着すると、絶望応援団たちは我先にと一目散に逃げていくオチ。絶望した! 逆に罵倒された側の挑戦者たちはというと希望の芽を摘まれるどころか彼らの様子をスマホ片手にキャッキャと撮影していたので、応援団よりも意志が強いのかもしれません。
ちなみに今後も絶望応援団ネガティ部の活動は続き、第2部「絶望応援団−バカップル」、第3部「絶望応援歌」、第4部「校歌」の動画が公開予定だそうです。まだやるんだ……。
しかしながら、この絶望応援団の罵倒の裏には「人は絶望の数だけ強くなる」というメッセージが込められているあたり、憎めない。絶望続きの毎日でネガティブに陥りがちな思考も視点を少し変えればポジティブに変化するだなんて深いじゃないですか。今日の絶望が明日をつくる!
(高城歩)
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