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 1989年公開の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」で、未来の2015年にやってきたマーティが状況を把握するのに読んでいた米日刊紙「USAトゥデイ」。その架空の新聞と日付が重なる2015年10月22日(米時間)に、USAトゥデイが作中の紙面を再現した特別版の新聞を発行します。マーティの息子が捕まるニュースを本物のUSAトゥデイ紙で読めるという粋な演出です。

バック・トゥ・ザ・フューチャー マーティの息子が捕まっていたあのUSAトゥデイ紙が、本当に発行されちゃった!(USAトゥデイ販売サイトより)

 物語では2015年10月22日付けのUSAトゥデイの一面に、マーティの息子が窃盗容疑で警察に捕まっている記事が掲載されています。このたびUSAトゥデイが発行する「ヒル・バレー版」(ヒル・バレーは作中の舞台である架空の町)では、息子が連行されている写真や文章はもちろん、ほかの記事やレイアウト、USAトゥデイのロゴを映画の通りに再現。ほかにも映画のトリビアもいくつか紹介しています。

 またUSAトゥデイは公式サイトで、作中の新聞で現実になった部分と間違っている部分を検証。「SLAMBALL PLAYOFFS BEGEN(SLAMBALLのプレーオフ始まる)」とありますがそんなプレーオフは存在しない、値段も6ドルとあるけど現在日刊紙は1部2ドルで販売しているなど、さすがに食い違いだらけのようです。

 ただし予言といいたくなるほど現実に近い記事も。「CUBS SWEEP SERIES IN 5」と、1945年以降リーグ優勝すら果たせていないシカゴ・カブスがワールドシリーズでまさかの5戦全勝というジョークが書かれていますが、現在カブスは70年ぶりのワールドシリーズ進出をかけてナ・リーグ優勝決定シリーズを戦っている真っ最中です。「PRESIDENT SAYS SHE'S TIRED」と大統領が女性であるような見出しも、女性のヒラリー・クリントン氏が2016年大統領選へ出馬表明した今では、映画公開当時からすると非常に現実的になったと言えるでしょう。

バック・トゥ・ザ・フューチャー 公式サイトではドク役のクリストファー・ロイド氏が「ヒル・バレー版」を広げる姿も公開

 「ヒル・バレー版」は4.95ドル(約590円)で、USAトゥデイ販売サイトでも販売中。作品に登場した同紙だからできる「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ファンへのはからい、この手で握りしめマーティの気分を味わってみたいものです。USAトゥデイは公式サイトで映画の特集ページも展開中です。

黒木貴啓


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